障害者雇用で仕事がないのは”いじめ”です。その原因と対策

2020年3月11日

障害者雇用で仕事がないのは”いじめ”です

 

 障害者雇用で採用されたけど仕事が書類整理しかない…。

 上司がしっかりしていませんね!仕事がないか聞いてみましたか?  

 何度聞いても「今んところないかな」って言ってるから虚空をいつも眺めてるよ…

それは…残念なことに就職先を間違えたかもしれませんね

 でも給料はきちんともらえているから仕事さえあれば僕は満足だよ

では、仕事を与えられない状態から脱却するためにどうしたらいいか考えましょうか!

 

例のように、障害者雇用で就職できたのに、仕事がない。やることもなくて自分は必要ないんじゃないかと思ってどんどんと落ち込んでいく…。

精神衛生的にも最悪の状況ですが、そんな職場が少なからずあります。

 

障害者雇用で仕事を与えない理由は以下の2点です

”戦力ではなく雇用率満たしの人員として採用された”から

”障害に対する配慮がわからない”から

 

仕事を与えられるためにすべきことは以下の2点です

”上司(仕事の割り振りの責任者)、相談窓口(支援してくれる第3者)”を明確にし

”自分のことを上司に伝え、理解してもらう"と的確な仕事の割り振りが行われます。

 

また、”どうしようもない会社だったら転職する”という選択肢も残念ながら視野に入れておかなければいけません。

 

 

今回は仕事を与えないことが職場の”いじめ”に該当することを理解しながらも、仕事が無い状態からの脱却を目指します。

 なぜ障害者雇用で仕事が与えられないのか

 対策その1:責任の所在を明確にする

 対策その2:自分のことを伝える

 会社を見限って転職もあり

 

 

なぜ障害者雇用で仕事が与えられないのか

 

 ”戦力”ではなく雇用率満たしの”人員”として採用されたから

 障害に対する配慮がわからない

”戦力”ではなく雇用率満たしの”人員”として採用されたから

100人以上の従業員が働いている会社では、障害者を一定割合雇用(法定雇用率)しなければいけない義務があります。

そのため、仕事を行ってほしい”戦力”としてではなく、雇わなければいけないから…の”人員”として採用することが多々あります。

 

人員として雇われてしまうと…

・次に繋がるものが何もないどうでもいい仕事

・大昔の資料整理等、時間潰しの仕事

・一生懸命やっても、反応が返ってこない仕事

といった仕事が割り振られてしまう危険性があります。

 

どうでもいい仕事を行うことはスキルも得られず、本人のモチベーションも低下し精神状態も悪化していきます。

 

さらにそんな状態で働き続けていくと

「今は仕事が無い」

「待機」

という最悪の状態になるケースもあります。

 

もし、”人員”として雇用されたけど”戦力”になりたい方はこちらへ。努力がいりますが!

 

 

障害に対する配慮がわからない

仕事を任せたい…でも障害者はなんか配慮とかよくわからない制限とかありそう

この仕事を障害者に任せてもいいかどうかわからない。

 

これは、障害者に対して根強く残る偏見の一種です。

 

健常者であれば、出来るかできないか聞いて、出来るなら任せる。といった流れを持ちます。

障害者が相手だと「出来るといったから出来るわけじゃない」であったり、「出来るけど頑張りすぎて体調を崩すから気を付けて」であったりの配慮事項があったりします。

 

…めんどうで嫌なんです。その配慮。

 

それなら配慮のいらない健常者に任せよう。となってしまうのもやむをえません。

 

では、どうすればよいのか?

次からは、社内で仕事がない状態から脱却するための対策を考えます。

 

 

対策その1:責任の所在を明確にする

 上司(担当者)は誰なのか明確にする

 相談窓口を明確にする

 「仕事は自分で見つけるものだよ」は逃げ口上

 

上司(担当者)は誰なのかを明確にする

 

上司や担当者をはっきりさせることで、その後の活動が行いやすいです。

まずは上司が誰なのかを明確にしましょう。

もし上司や担当者がいないならその時点でほぼアウトです。

 

相談窓口を明確にする

障害者雇用では、障害者の相談窓口(もしくは相談担当者)が用意されていることが多いです。

外部と連携を取っている場合、外部に窓口が設置されている場合もあります。

入社時に相談窓口の説明を受けていれば、そちらを確認しましょう。

「相談窓口ってありますか?」と聞くのは中々怖いところはありますが、明確にしておく必要があります。

 

「仕事は自分で見つけるものだよ」は逃げ口上

ツイッターでも呟きましたが、仕事は自分で見つけるもの。というのは単なる逃げ口上にすぎません。

そういったことを言ってくる人が上司であれば見限る覚悟も必要です。

 

対策その2:自分のことを伝える

 皆に発信は× 上司(担当者)に伝えるのがベスト

 就労パスポートを活用する

 

皆に発信は× 上司(担当者)に伝えるのがベスト

会社に出社している間は、殆どの人は仕事を行っています。

いくら自分が相談したい・発信したいと思っても、仕事中に一方的に告げられては迷惑にしかなりません。

発信したい情報は上司に伝えましょう

 

また、上司に伝える際も明らかに忙しそうにしているタイミングは避け、落ち着いているところに話しかけましょう。

 

具体的には、以下のようなタイミングで発信するのはNGです

・朝礼終了後

・取引先やお客様との電話が終わった直後

・外出先から戻ってきた直後

・会議終了直後

 

就労パスポートを活用する

2020年より、就労パスポートという新しい仕組みが取り入れられました。

就労パスポートは簡単に言うと、自分の配慮事項や得意なこと、苦手なこと等の様々な情報を文章で伝えるための道具です。

障害者の方が作成しやすいように、また、企業が見た時に配慮事項がわかりやすいように作られています。

下部に作成・活用までの流れの記事リンクを張っておきますので、是非活用してみてください。

 

 

会社を見限って転職もあり

 

ここまでの対策の結果、以下の様子が見られたら諦めてもよいかもしれません。

・上司(担当者)も、相談窓口も決まらない。もしくは決まっても仕事もないし相談もできない

・自分のことを伝えたいと話をしても、聞く耳を持たれない(1週間ぐらいは待ちます)

・忙しいから後にして。と言われる

 

その場合、いっそのこと転職してしまってもよいと思います。

社内で仕事が無い状態は自分にとっていい状況ではありません。

 

一応転職の際に見ておいていただきたい情報として下記記事を張っておきます。