【C.M著】ステップとしての事業所運営

2020年2月26日

ステップとしての事業所運営

2014年に開所したご紹介する事業所では、障がいがあっても“働きたい”と思う障がいを持つ方と、親会社の運営する老人施設の清掃と広報誌やブログの作成などを主に行いながら、働くためのビジネスマナーや、人との関わり方、仕事を覚えるための工夫などについて一緒に考えながら、企業で働くための支援をしています。

 

具体的には事業所での仕事を覚えるまでは、写真付きのマニュアルを用意し、手順に従って働く習慣を身に着けてもらい、仕事とは別の時間を設けて、職員と利用者が交流できる時間を目的としたプログラムに(1時間程度)を任意参加で用意し、SST(社会生活技能訓練)を中心に社会資源の活用方法や、他の障がいの理解、自立生活に向けたお金の管理や使い方、簡単な調理、時にカラオケや、映画鑑賞、季節に合わせた茶話会など開いています。

 

講師になるのは主に職員ですが、カラオケなどのお店の予約や、告知ポスターの作成、出欠表などは業務の一環として利用者さんが行っています。

 

また講師には、行政の無料の出張講座や企業の方を招いて行うこともあり、近隣の事業所さんへも声を掛け、一緒に学ぶことも行っています。

 

就労継続支援A型事業所の本来の目的である『一般企業で働けない障がい者の訓練をし、企業就労を目指す』ことを実践していますので、利用者の皆さんは日々実践を重ね、相談支援事業所や、ハローワークと連携して年数名の就職者を出しています。

 

定員が15名で実質8~12名程度の利用者なので、アットホームな感じなことが特徴の一つです。もちろん、時には白熱したバトルもありますが(笑)

 

就職をした利用者さんの定着率は100%で、長い方は4年働き続けています。

 

就労後のサポートも行っており、ジョブコーチの有資格者が職場に慣れるまで同行したり、その後の定期面談などや、職場の方への働きぶりを聞き、長くお付き合いをしています。

 

このような活動を行っていることから、相談支援事業所、ハローワーク、特別支援学校からの問い合わせもあり、見学や実習などの受け入れ後、入所を決めてくださるケースが多いです。また、当事者の方もホームページや、ブログ、Facebookなどを見て仕事の内容だけでなく、プログラムに魅力を感じお問い合わせをいただくこともあります。

 

いいことばかり書いていますが、中には“業務内容が合わない。”“他の利用者と合わない”などと辞めていかれる方もいることも事実です。

 

また、企業へ就労することは難しいと判断され、就労継続支援B型事業所や、就労支援移行事業所へ移られた方もいらっしゃいます。それでも、事業者間の集まりで現状を教えて頂いたり、ご本人からメールや、「今日は休みだから寄った。」と遊びに来てくれる方がいて、思い出話を楽しむこともあります。常に『共に働く仲間』として寄り添った支援を行っています。

 

 すごいよさげな事業所だね!こういうところに行きたいな!

 就職をした利用者さんの定着率が100%というのも素晴らしですね! 

 今まで働いたところは、辞めた後顔出すことなかったけど顔出してみようかな~

事業所としてもOBの方が来るとうれしいものがあるので、いってみるといいですね!