【障害者雇用】就労パスポートの目的や作成・活用までの流れ

2020年3月10日

【障害者雇用】就労パスポートの目的や作成・活用までの流れ

 

 就労パスポートっていうのが出来たらしいけどこれって使えるの?

 就労パスポートは障害者雇用の際に非常に役立つツールとなるのでオススメですよ! 

 作り方も使い方もよくわからないなあ…

では、就労パスポートの内容・目的・入手方法から活用用途まで調べていきましょう! 

 

 

就労パスポートとは、作成・活用のメリット

 

就労パスポートとは  厚労省サイトより抜粋

障害のある方が、働く上での自分の特徴やアピールポイント、希望する配慮などを就労支援機関と一緒に整理し、就職や職場定着に向け、職場や支援機関と必要な支援について話し合う際に活用できる情報共有ツール

 

 

就労パスポート作成・活用のメリット

就労パスポートを作成する際には、1人で行わず支援機関等と一緒に作成します。

 

就労パスポート作成・活用メリット

・支援者からの評価、特徴を聞くことにより、今まで自覚していなかった行動や特徴に気づくことができる

・自分の行動特性や特徴に気づくことにより、より適した支援を受けることができる・自己分析を行うことにより、自分を見つめなおすことができる

・事業主へ提示することで、より適した支援や、今まで気づかれなかった部分に対する配慮を受けることができる

・自分の適した仕事方法や、仕事内容、自分がなぜできない仕事があるか等の不明点を理解してもらえる

 

自己分析+他者評価がもらえる機会というのは非常に貴重です!

 

 

事業主はこんな風に考えています

・従来、相談支援専門員より得られていた情報を頼りに行っていたが、就労パスポートの導入により障害者本人の自覚も踏まえたうえでの配慮事項等がわかったため、支援を行いやすくなった。

 

・就労パスポートの記載内容を参照することによって、関係者(障害のある方本人、人事担当者、上司、支援機関)が共通認識をもちながら本人の特徴に応じたかかわり方などについて話し合うことができた。

 

・障害者雇用でとりあえず障害者を雇ってはいたけど、何もわからないことが多かったので、書面で教えてもらえることで非常に助かる。

 

・障害者にどこまで配慮事項等を聞いていいかすらわからなかった(デリケートな問題だと感じていた)ため、こういった支援が必要なんだなということがわかって対応しやすくなった。

 

 

就労パスポートが活用できる場面・対象者

・今現在働いていない人

面接時や、福祉サービスの利用前に活用する

 

就職活動であれば、面接の際に就労パスポートを提示することにより、事業所が障害者の支援を行えるか、雇用後、職場定着できるかどうかの判断材料になります

就労パスポートを渡すことで不利益になるのでは…?と、思ってしまいがちですが、事業所としては障害者の方の情報が多ければ多いほどより適切な支援が行えるため重用されます

 

また、現在学生であったり、就労移行支援事業所に通所中であれば、職場実習の機会に活用できます。

 

 

 

・今現在働いている人

より適切な支援を受けるために活用する

 

働いている職場への就労パスポートの提示は、口頭では中々伝えられないことがあったり、自分の現状を話す機会がない場合等に、効果を発揮します。

 

就労パスポートを事業所が受け取ることにより、現在の支援が適切な支援であるかの評価をしてもらうことができます。

 

特に、現状の支援で困っていることがあれば、そこは必ずわかるように記載しましょう。

 

 口頭だと忘れてしまったり、間違えてしまうことがあるから、書面で伝えられるのは大事だね!

 

 

就労パスポート作成までの流れ

 

就労パスポート作成の流れ

①支援機関の確認

②就労パスポートのダウンロード

③印刷

④自分なりに記載

⑤支援機関に持ち込む

 

 

①支援機関の確認

自分の関わっている支援機関をまず確認してください。上から順番に優先しましょう。

 

・特別支援学校・相談支援専門員・就労支援事業所

↑3つどこにも引っかからなかった場合

 

・障害者職業センター・ハローワーク

↑2つでダメだった場合

 

・市の障害福祉課

 

 

②厚生労働省から就労パスポートはダウンロードできます

↓リンク

就労パスポート(様式)〔Excel2016対応、443KB〕、ふりがなつき様式〔Excel2016対応、463KB〕

就労パスポート(様式)〔Excel97-2003対応、868KB〕、ふりながつき様式〔Excel97-2003対応、1,741KB〕

活用の手引き〔PDF、2,541KB〕

 

③印刷

プリンターもしくはUSBメモリに持ち込んでコンビニに行くとよいです

※手段がわからない場合は支援機関に相談してみてください

 

④自分なりに記載

わかるところだけで大丈夫です。わからないところは飛ばして、支援機関と相談して記載しましょう!

 

⑤支援機関に持ち込む

①で確認した支援機関に持ち込みましょう

 

 

 

 

メリットしかないので迷ったらとりあえず作る

 

就労パスポートはメリットしかないので、今あなたが迷っているならとりあえず作りましょう

 

提示することによってめんどくさそうだから雇ってもらえないかも?と心配するかもしれませんが、

 

配慮を面倒に感じる事業所に行くこと自体が自分のためにならないので、事業所のふるいおとしもできます。

 

これからの時代、障害者により適した支援を行い、戦力として活用していかなければいけない社会が待っています。

 

自分の能力をフルに発揮するためにも、自分の情報をどんどんと発信していきましょう!

 

 

 ふーん、よくわからないけどとりあえず作ってみるよ!

 はい!よくわからないけど作る!それもまた大事な一歩です。 

 事業所が配慮してくれることを期待しちゃうのがちょっと怖いけど…

そうですね。事業所がすべて配慮してくれるわけではありません。しかし、どこまで配慮してもらえるか教えてもらったりのコミュニケーションが取れることもまた大事なことなのです!